国際環境の緊張で、企業人も安全保障の世界を意識せざるを得なくなった。特にサイバー空間では、一般人もエスピオナージの世界に直面させられることもあり得る。しかし、何が狙われるのか?どう狙われるのか?何がリスクなのか?簡単に理解できる教本は多くない。また、そのような教本でも諜報の世界の実例を出すのは難しい。自衛隊OBが書いた本では、事例代わりにフォーサイスやル・カレの小説が引用されていた。
そこで、私の所属するシンクタンクのサイトで、諸氏の夏休みの参考書として10冊の本を紹介した。
https://www.j-cic.com/reports.html#org_ovrvw1c
私の別ブログ「新城彰の本棚」の2,000余冊から抽出したもの。1冊でも手に取っていただければ幸いである。
個々のミニ書評については、下記にあるので忙しい向きには参考にしていただきたい。
1.恐怖への旅 兵器技術者の試練 - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)
2.寒い国から帰ってきたスパイ 現代エスピオナージの古典 - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)
3.不死鳥を倒せ 地味なスパイが追うナチ戦犯 - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)
4.ジャッカルの日 パリ解放記念日8/25 - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)
5.パンドラ抹殺文書 大物スパイを巡る闘い - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)
6.ブラックアウト 圧倒的な1,000ページ(前編) - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)
7.要秘匿 CIA分析官とその夫 - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)
8.スマホを落としただけなのに~囚われの殺人鬼 和製サイバー・サスペンス - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)
9.極東動乱 日米中の軍事システムが乗っ取られ - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)
10.ウクライナ戦争はなぜ終わらないのか~デジタル時代の総力戦 新しい「総力戦」の実相 - 新城彰の本棚 (hateblo.jp)