この冬の<青春18きっぷ>から、種々の変更がされて、ファンの間では「改悪だ・実質値上げだ」との悲鳴が上がっている(*1)。確かに私もそう感じるのだが、自動改札を通れない旧券は、無人窓口が増えた首都圏では面倒な面もあった。JRとしてこの目的は、自動改札を通れない「紙きっぷ:切符1.0」の全廃にある。
では「磁気乗車券:切符2.0」はどうか?すでに今年3月で新幹線回数券の発売も終了することが発表されていて、他のものはどうか気にしていた。すると往復乗車券・連続乗車券の廃止も決まった。その寿命は、来年3月までだという。
JR「往復割」終了 「往復乗車券」「連続乗車券」も - ITmedia NEWS

この記事では、往復割引や長距離運賃適用の節約が使えなくなるとのファンの嘆きを伝えている。私としては昨年金沢旅行で使った、熱海~米原~金沢~東京~熱海という一筆書き切符(*2)がもし無くなるのはとても残念だ。故宮脇俊三氏が愛した「最長片道切符*3」はどうなってしまうのだろうか?
全ては「ICカード乗車券:切符3.0」に集約されていくように見える。ただ、時代の変遷は早い。2001年にJR東日本が<Suica>を導入して以来、全国に普及してきた交通系ICカードは、今や重要インフラである。ある意味ピークに達しようとしているが、背中には「切符4.0」が迫っている。
一つには、私も一昨年オーストラリアで体験したタッチクレカ。熊本の地方交通では全国共通ICカードを使えなくして、クレカに切り替えた(地方ICカードは使える)。導入経費が安いのがメリット。もう一つはJR自身も実験しているQRコード。
四代の切符の変遷、鉄道ファンの私としては、四代目の定着した姿を見るまでは元気で旅したい。皆様、よいお年を。
*1:「青春18きっぷ」はもう役目を終えた? “自由”を奪うルール変更、JRの事情は分かるが「独自の魅力」はどこへ行く|au Webポータル経済・ITニュース