昨日紹介したLAWSの発展は、今のような国際環境ではやむを得ないだろう。このようなロボットの(悪用)事例ばかりが宣伝されると、AI&ロボットは、
・直接的に人類の脅威になるし
・間接的にも職を奪うなどして脅威だ
との印象を多くの人に与えてしまう。加えて、その性能向上が想定を越えて早くなっていることも「脅威」である。例えば1年前、2足歩行ロボットが100m走るのに40秒かかったこと(*1)を紹介したが、今年4足歩行ながら100mを10秒未満で走るロボットが開発されている。
中国が開発した世界最速の犬型ロボット、100メートル走で10秒未満(2025年1月18日)|BIGLOBEニュース

しかしロボットの利用法というのは、人間社会において人間を補完するものであるべきだ。小さくてもそんな例がないかと探していたところ、こんな記事を見つけた。
ロボット導入で「眠れる人材」に光、人手不足対策で思わぬ波及効果 - Bloomberg
警備ロボットや清掃ロボット、案内ロボットと並んで、レストランでの配膳ロボットはすでに実用化されて久しいもの。この記事では単なる省力化だけでなく、新しい人間の職を作ったことが紹介されている。重いものが持てなかったり、日本語コミュニケーションが難しい人でも仕事が出来るようになったとある。
この他にも種々の障害を持った人も、ロボットが困ったときに助けるリモート業務などで社会参画ができるだろう。これまで推進されてきたダイバーシティ社会は、逆差別を感じた人たちによってとん挫しようとしている。少し頭を冷やした後、ロボットによって補完されたすべての人が平等に暮らす、本当のダイバーシティ社会が来ることを期待したい。
2017年にシンガポールの飲食店でウェイトレスロボットを見て、今をある程度予見できたこと(*2)を思い出した。