梶浦敏範【公式】ブログ

デジタル社会の健全な発展を目指す研究者です。AI、DX、データ活用、セキュリティなどの国際事情、今後の見通しや懸念をお伝えします。あくまで個人の見解であり、所属する団体等の意見ではないことをお断りしておきます。

私の名を騙る偽メール

 ある人から、こんなメールが出回っているよと連絡を受けた。

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梶浦 敏範 (ここに@outlook.comのメルアドが記載されていた)

会社の今後の業務を円滑に推進するため、新しいLINEグループを作成してください。 私がグループに参加した後、他のメンバーは自分で追加いたします。 グループ作成完了後、LINEグループのQRコードを生成し、このメールにQRコードを返信してください。 私はそのQRコードを通じてグループに参加し、その後、関連する業務の手配を行います

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 慌てて関係先に、これは偽メールですとのワーニングを流した。差出人名は私だが、送信元アドレスは私のものではない。outlook.comドメインのメルアドは、私は使っていない。内容は、


・新しいLINEグループを作成してほしい 
・作成後、LINEグループのQRコードを返信してほしい 
QRコード経由で参加し、業務調整を行う 等

 

春ともなるといろいろ蠢くようで

 というもの。当該QRコードで何らかの詐欺を働こうというものだろう。差出人名だけで判断せず、メールアドレスのドメインを確認してもらえば偽メールを判別できる。 LINEグループ作成やQRコード送付をメールで依頼するケースは、なりすましの典型例なので、 返信・QRコード送付・リンククリック等は絶対に行わないでいただきたい。

 識者に聞くと、このような偽メールは結構出回っていて、CEO詐欺との名称まで付いている(*1)。正直対策のしようがないらしい。改めて読んでみると、回りくどい言い方だし、外国語から翻訳したような匂いもする。リテラシーある人達はすぐに怪しいと気付くだろう。

 

 CEOでもない私の名前まで使うのはよほど暇な犯罪者だとは思うのだが、何らかの被害があれば申し訳ないことだ。漫然とメールのやり取りをしていないか、私自身も気を引き締めたいと思う。

 

*1:フィルターをすり抜ける“短い文章”に注意! 社長を名乗って被害拡大中の「CEO詐欺」対策をトレンドマイクロに聞く(INTERNET Watch) - Yahoo!ニュース