梶浦敏範【公式】ブログ

デジタル社会の健全な発展を目指す研究者です。AI、DX、データ活用、セキュリティなどの国際事情、今後の見通しや懸念をお伝えします。あくまで個人の見解であり、所属する団体等の意見ではないことをお断りしておきます。

飲食店の低評価クチコミ対策

 今日は休日でもあるので、身近な話題を。この1~2年、熱海の街に賑わいが戻ってきた。かつての企業の忘年会の客の代わりに若い人たちが大勢来てくれるようになった。それを反映して休眠していた店舗が、続々新しい飲食店に変貌してゆく。中には丼1杯3,000円級の、いかにも観光客向けという店もあるのだが、それでも米国ドルなら20ドル。ハワイで「半チャンラーメン」を食べたら40ドルだったという話も聞くから、まあ仕方ないかな。

 

 そんな新しい店の1軒で、まずまず美味しい中華料理やラーメンを食べさせてくれる店が熱海銀座にできた。最初は客が入っていなかったが、クチコミの効果もあってそこそこ繁盛するようになった。それでも平日ランチタイムは待たずに食べられるので、時々利用している。ところがある日、美味しい塩ラーメンを食べていると、中国人の店長さんが私に相談を持ち掛けてきた。

 

塩ラーメン850円なり

 2日ほど前、近くの旅館に泊まっていた酔客が団体でやってきて、閉店間際に大忙しになった。コンパニオンもつれていて、ちょっとしたトラブルになったらしい。警察を呼ぶぞとの声も上がったようだが、なんとかその場は収まった。ところが、未明に厳しい評価のクチコミ投稿をされて困ったという。

 

 GoogleMAP上で確認すると、確かに厳しい評価。でも告訴するほどではないなと思ったので「放っておけば、多くのクチコミに紛れてしまう。相手にしない方がいい」とアドバイスした。

 

ニュース「グーグルマップの低評価口コミによる名誉権・営業権の侵害は認められず ―仙台地裁」 : 企業法務ナビ

 

 この事案は、病院を競合病院の院長がGoogleMAP上で評価し、自分には5ツ星、相手には1ツ星を付けたというもの。かなり露骨で悪質なケースだが、それでも1ツ星評価をされた病院の訴えは認められなかった。この種類の訴訟は、評価された側には厳しい状況。まずは気を取り直して、美味しいものを提供することに尽きるような気がする。