トランプ大統領が6年ぶり、2度目の来日を果たした。昨日まで2日間、田町・赤坂・半蔵門と巡っていたので、都内の警備の厳重さを実感した。警視庁は18,000名の警官を動員して警備にあたっているという。日米首脳会談は、これまでのところ大きな破綻や問題は発生しなかったようだ。高市新政権は、最初の対外的難関を乗り切ったように見える。
トランプ氏が来日、大統領専用機が羽田に到着 - CNN.co.jp
問題の多くはやはり米国側にある。大統領専用機「Airforce One」で羽田に乗り付け、別途輸送した専用ヘリ「Marine One」で横須賀に向かったというが、これらにかかる費用はどうやってねん出したのだろうか?というのは、米国の政府閉鎖がほぼ1カ月に及ぼうとしているから。
米政府閉鎖、間もなく1カ月-航空便混乱や食料支援停止で影響拡大 - Bloomberg

航空管制を担うFAAの人たちも無給で働き、特に週末の人手不足が大きくて、航空運輸に支障が出ている。貧しい人たちを支援してきた食料給付支援も、予算が枯渇して停止しようとしている。一方軍人の給与は必要だとして、愛国者である富豪が1億3,000万ドル寄付をしたとの報道もあった。
普通の感覚を持った為政者なら、なんとか予算を成立させるかつなぎ予算を手当するため議会両陣営の調停にあたるのだが、そんな気配はさらさらない。自らの外遊にあたって上記のようにカネは使っているし、なによりホワイトハウスの改築作業は滞っていない(*1)。
ホワイトハウス東棟は、伝統ある歴史的建造物だった。それを壊した跡地には、大宴会場を建設するという。総費用は3億ドルだが、民間からの寄付(色合いとしては賄賂に見える)に拠るので、議会の関与は強くない。さらには、凱旋門を建設するプランもあるようだ。
自分や忠誠を誓う者たちのためにはカネを使い、一般公務員や市民などどうなってもいいという姿勢である。こんな大統領を戴いたまま、米国はどこに行くのだろうか?